• これは、京セラ・第二電電(現・KDDI)の創業者であり、
    日本航空の名誉会長でもある稲盛和夫氏の言葉で、
    僕がとても意識している言葉です。
    昨年末で解散した盛和塾で、稲盛塾長の京セラフィロソフィや経営十二ケ条を
    少なからず学んでいた時に、この『小善は大悪に似たり』という言葉が、
    僕の胸に突き刺さりました。

    以前、僕は良く社員を怒鳴っていました。
    それは自分の思い通りに動かない、考えないことによく腹を立てていたからです。
    それは、たぶん、社員のことを思って言っていたのではなく、
    お客様に喜んでもらえないことをすると自分が損をすると考えていたからでした。

    それに気付き、今度は感情的にならないように、
    傲慢にならないように気を付けだしました。
    怒鳴ったり、叱りつけたりせずに、優しい心で社員に接しなければと。。。
    いつの間にか、自分が嫌われないように、
    穏やかな方がいいのではないかと思うようになり、
    社員の機嫌をとるようになっていました。

    社員の良くない考え方や、それでは絶対にうまくいかないのにと思うことがあった時に、
    伝える自信がなく、勇気がないばかりに、
    今言っても、お互い不穏な空気になるだけだしな。。。と
    そこから逃げて、うやむやにしてしまう自分が未だにいます。
    まさに『小善は大悪に似たり』という言葉がぴたりと当てはまります。

    でも、これでは社員が育たないし、会社がだめになってしまう。
    これは気をつけた方がいいし、わかっていた方が良いと思う事を、
    心を鬼にして伝えよう。
    時には強く叱ろう。それがいつか大善となるからである。
    心を強くもって、社員と利他の心で向き合う。

    そんな男でありたい。